お金の使いすぎを見つける家計簿の書き方

お金の使いすぎを見つける家計簿の書き方

使いすぎを見つけて、貯金につなげる家計簿の書き方

家計簿を書く目的は、人によってさまざまです。

きれいに書くこと、楽しみながら続けることも大切ですが、私が考える家計簿の一番の目的は、お金を貯められるようになることです。

家計簿を書くことで、家計のムダを把握できるようになります。そして、ムダな出費を減らし、その分を貯金に回せるようになる。そうした家計簿こそ、良い家計簿だと思っています。

もちろん、これはあくまでも私の考えです。ですが、「なかなかお金が貯まらない」と感じている方は、家計簿をただ記録するだけでなく、使いすぎを見つけるための道具として使ってみるのがおすすめです。

家計簿の基本の書き方

まずは、家計簿の基本的な書き方を整理します。

毎月の予算を家計簿に書きます。
お給料などの入金、家賃や保険料などの固定費、食費や日用品などの変動費を書いていきます。

基本の考え方は、次の通りです。

入金 - 固定費 = 残金

この残金が、食費や日用品など、日々の生活で使えるお金になります。

次に、この残金を1か月の日数で割ります。

残金 ÷ 30日または31日 = 1日に使えるお金

さらに、1日に使えるお金を1週間分にすると、週ごとの予算がわかります。

1日に使えるお金 × 1週間 = 1週間に使えるお金

この1週間分のお金をお財布に入れて、その範囲内でやりくりをします。

こうすると、「今週はいくらまで使ってよいのか」がわかりやすくなります。
毎日の買い物でも、使いすぎに気づきやすくなります。

お金が入ったら固定費を先に分ける

実際にお給料などのお金が入ってきたら、まずは予定していた固定費を分けます。

家賃、保険料、通信費、車関係の費用など、毎月決まって支払うお金を先に取り分けます。

そして、支払ったものを家計簿に書いていきます。

先に固定費を分けておくことで、残りのお金で生活費を管理しやすくなります。

家計の見直しは、まず固定費から

お金を貯めるためには、家計の見直しが必要です。

そのとき、まず見直したいのが固定費です。

なぜ固定費から見直すのかというと、固定費は金額が大きいことが多いからです。

たとえば、次のようなものです。

  • 保険
  • 家賃
  • 車関係の費用
  • 通信費
  • サブスクなどの毎月の支払い

固定費は一度見直すと、その後も節約効果が続きやすい支出です。
毎月なんとなく支払っているものがないか、まず確認してみることが大切です。

変動費から「使いすぎ」を見つける

固定費を見直すだけでも、家計はかなり改善しやすくなります。

それでも、もう少し節約したい場合は、変動費を見直します。

変動費とは、食費、日用品、外食、交通費など、月によって金額が変わる支出のことです。

家計簿に変動費を書き出すことで、自分がどこで使いすぎているのかが見えやすくなります。

変動費の書き方を工夫する

使いすぎを見つけるためには、変動費の書き方を少し工夫します。

たとえば、食費であれば、ただ「食費」とまとめて書くだけではなく、どこで買ったのかがわかるようにします。

私が知りたいのは、食費の中でも、次のような違いです。

  • スーパーで買ったもの
  • コンビニで買ったもの
  • 外食したもの

コンビニや外食は、食費が高くなりやすいので、できるだけ少なくしたいところです。

そのため、食費をまとめて書くのではなく、最初から「スーパー」「コンビニ」「外食」に分けて書くようにしました。

以前は、日付順に買ったものを書いてから、あとでスーパー、コンビニ、外食などに分けていました。
しかし、それだと見返すのに少し手間がかかります。

そこで、最初から知りたい項目をノートに書いておき、そこに金額を書き込む形にしました。

すると、レシートを長く保管しなくても、必要な情報だけを家計簿に残せるようになりました。
ただし、固定費の領収書は、これまで通り貼り付けて保管しています。

このように書き方を変えたことで、知りたいことがはっきりしました。

「今月はコンビニで使いすぎた」
「外食が多かった」
「スーパーでの買い物は予算内に収まっている」

このように、使いすぎている部分を自分で見つけやすくなりました。

家計簿をつけるのも、以前より簡単になったと感じています。

生活費の分け方

変動費は、細かく分けすぎると続けるのが大変になります。

そのため、自分が知りたい項目だけに絞るのがおすすめです。

たとえば、私は次のように分けています。

食費

  • スーパー
  • コンビニ
  • 外食

日用品

  • ドラッグストア

その他の生活費

  • 雑貨
  • 交通費

そのほか、衣料品、病院代、美容室代などは、毎月の生活費とは別に、年間の予算や予備費から使うようにしています。

すべてを細かく管理しようとすると、家計簿が続きにくくなります。
大切なのは、自分が見直したい支出がわかるように書くことです。

家計簿は「使いすぎ」を見つけるためのも

家計簿を書くと、毎月のお金の流れが見えるようになります。

そして、自分でお金の使いすぎを見つけられるようになると、買い物の仕方も変わってきます。

「今日はコンビニに寄らなくてもいいかな」
「外食が続いているから、今週は少し控えよう」
「日用品はまとめ買いしすぎていないかな」

このように、家計簿を見ながら行動を変えられるようになります。

家計簿の目的は、毎月のお金を把握して、お金を貯めることです。

きれいに書くことよりも、完璧に続けることよりも、まずは自分のお金の使い方に気づくことが大切です。

家計簿を書きながら使いすぎを見つけて、少しずつ貯金を増やしていきましょう。

なかなかお金が貯まらないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。